INDIA-CON/ビギニングアイドル「アイの中心で世界を叫べ」

今日はINDIA-CON(インドシナリオオンリーコン)に参加して、すだPのビギニングアイドル「アイの中心で世界を叫べ」を遊んできました。
倒産寸前の芸能プロダクションで活動するたった4人のアイドルは、ファンなし、仕事なし、知名度に至っては地元のゆるきゃらの知名度に劣るとも勝らない体たらく。この窮状を打開すべくプロデューサーが考えた起死回生の策はなんとインドでの映画出演。急遽インドに渡った4人は無事映画を完成させ、興行成績をあげられるのか!?
シナリオ中で映画俳優になって演技をするという二重のRP構造になっていて、ビギドルではありがちだそうですが、初めての体験で新鮮でした。役の気持ちをつかもうとしているPCの気持ちを演じるPL。やー、おもしろいですね。しかも、映画シナリオの大雑把な流れは提示されるものの演技プランはPCに委任、映画の終焉に向かってPCが役者としてどう振る舞うかは、PLに委ねられるという自由度の高さ。こんなシナリオをコントロールできるんですね。Pすげー。
今回はダンスが得意でまじめなアイドル玉石織絵(たまいしおりえ)(イメージカラー黄色、ツインテ)を演じてきました。アイドルになるという夢をずっと守ってきたまじめで元気な織絵は、ダンスを武器にアイドル界の頂点を目指す食いしん坊です。なお泣き虫と甘えん坊はもう卒業しました。たまに妙な啖呵を切る設定を盛りましたがこれはあまり発揮できず。
「お前らが先に倒れるか、あたしたちが先に倒れるか勝負だー」とか「道はわたしたちが作る。お前らはただついてこい」「ここが、この場所がアイドル界のど真ん中だ」とか言ってみたかったんだけど、タイミングがなかったな。
「始める前から盛りあがんないこと考えるバカがいるかよっ!」は言えたけどちょっと唐突だったかなと思います。
さて一緒にインドにいったメンバーは、
狩野くみんちゃん。ご実家が特定指定団体のミステリアスで辛辣な「お嬢」。くぐり抜けてきた修羅場の数が数だけに、ものごとを冷静に観察して、寸鉄人を刺す感じでコメントをくれます。ちょっとシニカルな巨乳メガネっ娘。彼女とやったダンスレッスンで、彼女が隣で踊るんです。彼女が踊るとね、胸がね、こうね、揺れるんですよ。それでね、我と我が身を見下ろして「ずーん(orz)」となったら、そのあとくみんちゃんとさゆりさんから、まっすぐにとか、ひっかかりとか、なめらかとか、つるつるっととか、さんざんいじめられたわけですよ。T_T
京野一子(わんこ)ちゃん。試される大地で極貧に苦しんだ彼女はとにかく貧乏が嫌いでお金を稼ぎたい犬耳のちびっこ(141cm)です。あまり絡めなかったけど、許婚者との早い結婚を強いられるマイコの演技は見ていてグッと来るものがありました。そして映画のラストシーンへの道筋を一生懸命考えてくれる姿に胸を打たれました。
七房あやめちゃん。13歳ながら171cmの高身長を誇る彼女は得意の料理でメンバーの間をよく取り持ってくれました。天真爛漫に見える彼女の行動を通して、それぞれが自分を見つめ直す感じ。一緒にお菓子を食べたり(激辛はもうやめてねww)、演技の悩みを話し合ったり、楽しくワチャワチャできて嬉しかったです。
そして、すだPが操るNPCの面々。すだPのビギドルは2回めですが、なんというかホントに愛にあふれてというか好きに満たされている感じがして、大好きです。しかもPCに自由度の高い状況を投げるのに、こちらが打ち返したRPをきちんと拾ってストーリーに反映してくれる。なんであんなことできるの?それシナリオに書いてないよね?それと今回はPC個別のアイテム(これも即興で作ってくれる)とライブ用の衣装をデザインしてくれました。これにPLそれぞれが思い思いに色をつけるという趣向。前回、ウーブロン・ラ・ポルトでもそうでしたが、凝った小道具を用意して卓を華やかに演出してくれるのもすだPの魅力と思います。
そんな魅力の前では、すだ神の霊験など大したことはありませんよ。開幕一投目でピンゾロが出ても、その後もピンゾロを頻出してドリーミングシューズが枯渇しても、セッション中ピンゾロ累計4回を数えても、ええそんなことは大したことじゃないのです。激辛じゃがりこ、おいしかったですか?