昨日と同じ今日、今日と同じ明日

今日はニバサンドGMダブルクロス3rd「昨日と同じ今日、今日と同じ明日」のテストプレイにお邪魔して、発表前の最新作で遊んできました。うふふ。
今回拝命したPC1はこんな感じ「わたし、小鳥遊菜々子17歳、どこにでもいる普通の女子高生。だけどわたし、実は魔法少女(UGNイリーガル)なんだ。街に危険が迫るとき、相棒のライトニングマインド(光の杖)で変身して戦うの。(中略)魔法少女シニカルななこ、始まります」
……いや、真面目にやってますよ?シナリオも基本シリアスだったしな、基本はね。
PC1はつらい過去と未来への不安を抱えつつも明るく前向きな元気少女。大人びた相棒や周囲の大人たちををぶんぶん振り回して事件解決してきました。途中何度も、周りの大人達にPC的にもPL的にも助けてもらい、満足のいくエンディングを迎えられました。
PC2は大人の女性のUGNエージェント。やはりつらい過去を乗り越えてきた彼女は、人はみなエゴイストだが、エゴを貫くのもまた人である、と喝破して、菜々子の背中をどついてくれました。焼き肉ごちそうさま。
PC3の支部長さんは、花屋を営むマダムキラー。落ち着いた大人のムードをまといながら、裏ではしっかりと若者を守ってくれるプロフェッショナルでした。先週別時空でお見かけした奥様といいコンビ。こちらは背中をそっと押してくれました。ナイス支部長。
PC4はブラウン管からニュルッと出てくるレネゲイドビーイング。ニバクロス時空のちょっと頭のおかしいレネビたちを子分に従え、大活躍でした。泣いたり怒ったり祈りを紡いだりという人間の営みをレネビならではのスタンスで観察し、ほどよく表現してくれました。さすがライトスタッフ
シナリオは、PC1の気持ちによっては対立構造に陥る危険も若干ありましたが、菜々子も周りの大人達もそういう人ではないので、無事生還できました。
そしてさすがはニバクロス。エンジョイランド、ジョナサン・エンジョルノ3世、舞浜ジーザスランド、炎叙々苑など固有名詞がスラスラ湧いて出る。あと、モブが生き生きしていてシリアスなのに笑いの耐えない卓でした。後、エンディングのBGMはずるい。涙腺が緩んじゃうよ。
2つ残念だったのはあれだ、スターライトブレイカーを撃つときに《スポットライト》を乗せ忘れたことと、2つ隣の部屋の声量おばけのエンドレスカラオケ(あれなんて曲?)がすっかりシナリオテーマソングになっちゃったことだな。