メタリックガーディアン/Count on me

Nice coupling!!!
日曜日にシノノメさんGMのメタリックガーディアン「Count on me」に参加してきました。
イヅモ鏑木市を襲うラーフ帝国の空中戦艦。ドクター・ナヴァクラハ率いる攻撃部隊は、フォーチュンが開発中のガーディアン合体システムの情報を狙い、鏑木市全域を無差別に攻撃してきた。燃え盛る街に逃げ惑う市民。市内の高校が黒いカバリエに襲われたとき、そこに立ちふさがる見知らぬ黄色いガーディアン。
「久世さん、やめてください。彼らは民間人です。そこまでする必要はないでしょう。
 そこのきみ、早く逃げなさい。私一人では支えきれない。ここは長くは持たないわ」
新たに目覚めた若きリンケージはパートナーを見つけられるのか。帝国の少女は真の居場所を見つけられるのか。
こんな感じで、熱いバディものを楽しんできました。
PC1、獅子神玲音(せんださん、18才)
赤いガーディアン「アイオリア」を駆る若きリンケージ。フォーチュンに入隊し、訓練に明け暮れるも合体システムをうまく使いこなせず、パートナーが見つかりません。そんなある日、戦闘で対峙した黄色いガーディアンはあの時ぼくを助けてくれたあの機体。近接戦闘の真っ最中に思わずコクピットハッチを開け、呼びかけます。
「きみはこの間ぼくを助けてくれた人なんじゃないのか?どうして街を攻撃するんだ!?」
パイロットのシオリに真摯に向き合い、彼女の意志を表に引き出してくれた、王道主人公でした。
PC2、シオリ・レイナード(よっぴー、17才)
ラーフ帝国の軍人。黄色のユニオン級「ピリカ=ペペルト」のパイロット。高名なパイロットを輩出するレイナード家の長女にして、本人も実力のあるリンケージですが、代替わりした皇帝がすすめる、民間の被害を厭わない、むしろ無差別攻撃を旨とする帝国のやり方に疑問をいだいています。そしてついに犯してしまった命令違反。軍での立場はなく、防波堤となってくれていた久世イブキの態度にも不信を感じています。
そして出会ったフォーチュンの少年。
「戦闘中にハッチ開放?あなた、馬鹿なんじゃないの!?」そういいつつ同じくハッチを開けた彼女の前には、あの日、久世から守った少年の姿があります。そしてモニターパネルに表示される謎の文字列「NICE COUPLING」
漂着した無人島での玲音との対話に助けを得たシオリは、(哀れGMに家族もろとも謀殺された)父の遺した言葉「レイナード家の家訓は「弱きものを助けよ」だ。立場や所属にとらわれるな。いかなる場所でも家訓を果たせ」を胸に、新たな戦いに赴くのでした。ヒロイン楽しー!
PC3、キトラ・タカマツ・アスカ・セント(ムックさん、17才)
ラーフ帝国の周辺国セントの王子。今は連邦に亡命し、王家再興を目指す第一王位継承者。乗機は白黒茶のトリコロールカラーのライトニング級「バンビ」。
過去のラーフ帝国との戦闘で、敵との対話を試みるも全て失敗。久世イブキに撃墜されること3回を数える彼は、久世を憎悪し、彼がいる戦場では凡そ平静を保てません。バディのレオナの制止を振り切り独断専行したあげく、レオナを窮地に陥れてしまいます。
将来の王妃と見定めたレオナから手痛い拒絶を受けたキトラは、真の意味でパートナーを守ることを決意し、合体機「バンビ・ザ・プラチナ」でレオナとの華麗な連携プレーを見せてくれました。
PC4、ムラサキ・B・レオナ(Lainさん、16才)
キトラと一緒にセントから亡命してきた少女。やれ第一王位継承者がどうだの、国に帰った暁には王妃にしてやるだのと言ったキトラの妄言に手を焼くレオナは「リンケージなんかさっさとやめて、もっと地道でまっとうな職に就いてくれればいいのに」とぼやいています。
しかし、ある日格納庫でであった純白のユニオン級「アルスター」と意志を交わした彼女は自らもリンケージとなり、キトラのバディとして戦場に立つことになります。一度はキトラを拒絶しバディ解消を決めたレオナでしたが、キトラの真摯な謝罪とアルスターの執り成しを受け、再び二人で戦場に立つことを決意します。
どうじゃ、熱いじゃろ?この熱い物語にPL陣のツボを押さえたRPが重なり、GMお手製の合体ロボデータが彩りを添える。そして高い殺意を孕んだGMの出目!とても楽しいセッションでした。
Nce coupling!!