モノトーンミュージアム/裸の王様

土曜日はせんださんGMのモノトーンミュージアム「裸の王様」に参加したよ。
錬金術で栄えるレンキンの国。国を訪れ王に取り入る異形の仕立て屋ロカボロカボの嘘と歪んだ御標に逆らわず、国民に筋トレを強い、自らもその筋肉を誇示するようにパレードを繰り返す国王ダン=プレス=ベンチベル。筋肉のエレクトリカルパレート、筋カーベル。
ことを憂いた騎士(見習い(仮))と最後の錬金術師、国を訪れた二人の紡ぎ手は、トレーニングの果に何をみるのか!?
PC1、ジャン・ハイヤーン(11才男性、よっぴー)
王国騎士(中間管理職)を父に持つジャンは父と王様にあこがれる騎士見習い(仮)の少年です。早く一人前になりたくて王様や王城の人たちにまとわりつく悪ガキですが、新しい仕立て屋ロカボと王様の最近の行動にはなにか引っかかりを感じています。
「バカには見えないお召し物っていったって、ほんとにあんなに見えないものなのか?オイラが馬鹿だからかもしれないけど。おっちゃん達にはお召し物が見えるのか?」
気立てはよくても運(ダイス)が悪い。今日も邪毒に苦しむPC1でした。
PC2、ニック・イクリプス(33才男性、とらさん)
砂漠出身の錬金術師。生まれつきひ弱な質で、運動しても筋肉がつきにくい体質のニックは、ある時であった伽藍のアリスを人に戻すため錬金術の道を志します。「健全な肉体には健全な精神が。それなら肉体を健全にすれば伽藍も治るのでは?」かくしてタンパク質とアミノ酸を効率よく吸収できる食物由来の薬品の開発に邁進するパーティーの頭脳でした。
PC3、ジェーン・ドゥ(享年19女性、asamuraさん)
幼いころ、家にも学校にも居場所のなかった彼女は「強くなれば誰にも文句は言われない」と思い立ち、トレーニングを繰り返した結果必要以上に強靭な肉体を手に入れます。そして彼女に文句を言うものは誰もいなくなりました。以来、傭兵稼業に身を投じ、あるときサープレス三兄弟の術中にはまり命と肉体を奪われます。屍人として目覚めた彼女は自分の名前も覚えておらず…腕にかけられた銀のプレートに刻まれた名前を名乗ります。ジェーン・ドゥ(名無しの権兵衛)と。
レンキンの国で、かつての師匠、賢人ヤマの足跡を得た彼女は、師を探す武者修行に旅立つのでした。
PC4、シュワルツ(29才男性、ムックさん)
筋肉派の裁縫師。あるとき伽藍に呪いを受け、トレーニングを怠るとどんどん虚弱になる体質になってしまった彼は、毎週5000回の逆立ち腕立て伏せを欠かしません。回数を数え間違えたら1からやり直しです。ほつれを「世界の肉離れ」と呼び、訪れたばかりのレンキンの国で国民とポージング勝負を始める彼ですが、筋肉の良し悪しは誰にもましてわかるそうです。
「少年、君はいずれ良い筋肉を手に入れる。その時までとレージングを怠るなよ」
使命を果たした彼は、そう告げて、新たな「世界の肉離れ」を繕うべく旅立つのでした。
今回の敵、サープレス三兄弟(カーボ、リピッド、ソーディアム)はほんと強敵でした。お前らエンゲージを分けて出現するとかずるいんじゃないのか?悪役は悪役らしく、1エンゲージに固まって「わーっはっはっはっ!」って言えよ!
今日もせんださん、みなさん、一緒に遊んでくれてありがとうございました。またねー。