グランクレスト/はぐれものスラップスティック

そして続く日曜日はニバサンドさんGMのグランクレスト「はぐれものスラップスティック」を遊びました。
国を追われたロード。主を失ったメイジ。友に裏切られたアーティスト。3人がたどり着いた廃村にはちょっとポンコツな神様がいて。神様を助け、助けられながら、3人は時に対立し、やがて解り合い、いつしか大きく成長を遂げます。
とても充実したセッションでしたよ。いやマジほんと。全8話のキャンペーン(3時間)を駆け抜けたあいだ、いろんなことがあったよね。アグネスはアルベルトの寝首をかこうとして失敗したり、ドリューは二人の対立を仲裁するのにうんざりして村を出ていこうとしたり、アルベルトは不作にあえぐ村人を思いやる気持ちを得て、アグネスの気持ちを解いたり。
最終話のクライマックスでアルベルトが叫んだ言葉「復讐はなにも生み出しはしない!」にはアグネスも落涙の一コマだったよね。
そんなドラマを駆け抜けた仲間はね。
PC1、アルベルト・グロスタール
暴君。とある領国を治めるロードだった彼は、重税と暴政のはてに村人の反乱を招き国を追われることになります。「俺は悪くない」そう嘯く彼がたどり着いた廃村には一人の力なき神様がいて。神様と意気投合したアルベルトは村の再興を志します。
PC2、ドリュー・カーライル
稀代の大魔法使いカーライルの名を継いだドリューは魔法学院に入学しますが、実技の腕はからっきし。初級魔法すらものにできない彼ですが、座学と筋トレでは右に出るものがおらず。ついにカーライルから絶縁を言い渡され(主を失う)たドリューがたどり着いたのはとある廃村。そこには国を追われたロードと無力な神様がいて、村の再興に励んでいたのです。
PC3,アグネス・ハーディング
戦場の英雄の子として生まれたアグネスは、しかし生まれ育った村で両親を失います。村を治めるロードは重税と暴政のはてに村人の反乱を招き、その巻き添えで家を焼かれ両親を失ったのです。一人蛇紋使いの修業を重ね、力を得た彼女ですが、教会の刺客に襲われ瀕死の重傷を負い…。友の裏切り(誤解)に身も心もずたずたにされた彼女が命からがら流れ着いたある村で待っていたのは、故郷の村を追われたロード・アルベルトその人で…。
ダイスの神は実に残酷です。軽い気持ちで振ったライフパスのd66が、こんな残酷なドラマを生み出そうとだれが想像し得たでしょう(棒)
オープニングとクライマックスだけでこんなに笑える^H^H^H充実したセッションになるとは。「真打ちは遅れて登場」とはまさにこのことですね。みんなありがとう。