ブレイド・オブ・アルカナR/魔女と闇を薙ぐクワイア

日曜日はイカさんGMブレイド・オブ・アルカナR「魔女と闇を薙ぐクワイア」です。イカさんが2月の #とりこん で回す予定のシナリオのテストプレイです。色々軽率に立てた卓に快く集ってくれたみなさんにまずは感謝を。
新派真教が運営するエルペシュ巡回聖歌隊。47人の少女たちで構成された聖歌隊は辺境騎士団や孤児院、田舎村の教会などを巡り聖歌を歌っていた。その聖歌隊が、ローザリンデ・パーデルボルンが治める街、クライノートを訪れた。聖歌隊の歌声は街の人々を魅了し、公演は大成功を収めた。その立役者は“盲目の歌姫”モニカ。
人間から忌み嫌われ、同胞からも追われる蛇人ヴァンデルとモニカがクライノートで再会したとき、運命の歯車が音を立てて回り始める。
だいたいこんな感じですかね。
PC1、ヴァンデル・D・ゲオルギウス、28歳、男性(Lainさん)
蛇人の人。Lainさんが「一番しんどいやつを頼む(フッ)」と言い放ってゲットしたPC1。せんださんとおれが「ほほぉ、LainさんのPC1チカラ、とくと見せてもらおうか」と煽りに煽った結果生まれた最強PC1ですよ。人に仇なす蛇人ながら同胞からも石持て追われる宿命を背負った孤高の戦士。人の世では一夜の宿の確保すらままならない、そんな彼がある村で出会った盲目の少女。彼女が差し出す一枚の毛布。美しい歌声。そして時は過ぎ、彼は少女と再会する。徹頭徹尾、孤高の戦士を貫き通した彼はクライノートで得たすべてを振り捨て、また新たな戦場へと身を投じたのでありました。格好いいよ、美味しいよ。
PC2、ハルズ、35〜40歳、男性(あやめさん)
剣十字修道会の騎士様。信仰厚く正義感にあふれる彼は、一人の蛇人の行跡を追い続けています。あの蛇人が現れるとき、その地は必ず焼滅される。かの蛇人が尖兵となり人里を襲っている、そうに違いない。状況証拠はすべて揃っている。
ついにクライノートの街で追い詰めたその蛇人は、ハルズに意外な一面を見せる。果たして人に仇なす仇敵なのか?あるいは…。終始ヴァンデルとギスギスしたRPを繰り広げながら、アクトの中で一番の成長を見せてくれた正義の騎士様でした。あやめさん、引き出し広いなー。
PC3、レベッカ・リバーライト、44歳、女性(よっぴー)
エルペシュ聖歌隊を率いる女司祭にしてマネージャー。モニカを始めとする46人の歌い手を指導し、導き、娘たちと愛するP枠でした。生まれつき閉ざされたモニカの目に光が戻る、と聞かされた彼女は、しかしその代償を知り選択を迫られます。娘たちを愛する気持ち、人としての倫理感、聖歌隊を率いる責任。いろいろなことを考えさせられました。
PC4、レニー・ガンダルフ、外見10歳のロリBBA、女性(せんださん)
ローザリンデに仕える有能にしてクレバーな魔術師(感覚系)。公務の隙間を無理やり作って勝手な休暇を設定して城を抜け出したローザリンデのお守りを余儀なくされた彼女は自動的に事件に巻き込まれます。このままでは街の秩序やローザリンデの権威、ひいては隣国との関係までが脅かされることになりかねません。PCとしてもPLとしてもクレバーに立ち回り、シナリオを前に進めてくれたせんださん、さすがですよ。
ブレカナはいわゆる剣と魔法のファンタジー系システムですが、ソードワールドやD&Dなどとは一味違う、世界の歴史や政治史などの設定が厚く盛られた架空歴史もの(最近だったらゲームオブスローンズ、古い人ならアルスラーン戦記とかダーコーヴァ年代記)のテイストが濃いシステムで、そういうのが好きな人には超お勧めです。そしてイカさんのエモかっこいいお話。ぼくもあなたも歴史を彩る英雄の一人になれるのですよ。
残念ながら、もう予約は締め切ってますが、幸運にも参加されるPLのみなさん、2月の #とりこん の目玉の一つですよ。ぜひご体験あれ。