東京キネマ倶楽部のライブを観たのです

さてさて。5月17日に発売されたももクロのニューアルバム「MOMOIROCLOVERZ」の発売記念ライブ(リリイベ?)、東京キネマ倶楽部で開催されたやつのネット配信を観たのです。そう、何回も観たのです。もうエンリピです。そして筆不精かつ語彙力に乏しいオレが、どういうわけか書きたい欲に駆られてこれを書くことになりました。

ライブ全体の演出や各曲の見どころ、リーダーの歌唱力、れにちゃんの骨太なウィスパーボイス(なにその形容矛盾)、あーりんのカチッとした&しおりんのダバっとした好対照なダンスの妙については他の優秀なブロガー、ツイッタラーさんが各所で書いてくださっているのでここでは割愛っつーか、アレよりいいことはオレには書けません、ごめんなさい。とりあえず何回か泣きました。おっさんなのに。

それでね、このアルバムを聞いてライブを観てオレが何より強く感じたのは「ももクロの10年先が見えた」ってことなんですよ。

ももクロちゃんたちは以前からSMAPさんや嵐先輩をリスペクトしてきて、女性アイドルながらああいう息の長い活動がしたいと志してきた人たちなわけですけど、その具体的な先行きというのは、はっきりとは見えていなかったと思うんです。すくなくともオレには。いろいろ模索しているのはわかるし都度都度の方向性はいいと思うけど、正直なところその先どーすんの?と。女性グループではPerfume先輩なんかがいいロールモデルかなーとか思ったりしたこともあるんだけど、なんかそういうのとも違うよなーって。

それが、今回のアルバムと「あの」ライブで、この先の10年、15年のももクロの在り方、行く先みたいなものがすかーっと見えた気がするのですよ。そう、ウリャオイと8文字コールがなくなったももクロをオレたちがどう推せばいいのかが見えた感じっていうんですか?オレは思いましたよ、推し色装備とペンラがなくて、コールがなくてもこれは推せる、なんなら全席着席指定のライブでもいけるだろって。

このライブは多分円盤化されないのだろうけど、これは極楽門とか国立に並ぶ、伝説のライブになるんじゃないかと思います。これを配信だけどほぼリアルタイムで目撃できたオレは、とても幸せな体験をしたんだな、と何周目かの配信を観ながら噛みしめている次第なのです。

オレはももクロちゃんたちより全然早くにこの世を去る順番の人なので、歳をとった彼女たちを最後まで見届けることはできませんけど、できることなら今際の際には「夏のチケット全落ちだと…orz」ってグギりながらこの世を去りたいと、そう思うのですよ。いや、本音のところは全力で参戦して「80代ー?」「うぇーい!!」ってやりたいんですけどね。

まあそんな感じで長くなりましたけど、MOMOIROCLOVERZ、出色の出来のアルバムですからみなさんぜひ聽いてください。