ブラッドパス/血切酒

どうも。卓天の称号をいただいたらしいよっぴーです。まずは先週のLainさんGMのブラッドパス「血切酒」について。
「今生の酒は甘すぎる。某は旨い酒が飲みたいのだ。美味い酒は持ってはおらぬか?」
美味い酒を求めて夜な夜な彷徨う業血鬼を巡るお話でした。彼を狂わせたのは酒なのか、それとも血なのか。
最初は意図せず選んだライフパスから、酒に家族を奪われた17歳ができあがりました。
「旨い酒」ってなんでしょうね。業血鬼の彼は「今生の酒は甘すぎる」と言ってました。ぼくも辛い酒が旨いと思っていた時期が結構ありましたが、いまでは甘辛と旨いまずいは直交軸だと思ってます。
いずれにしても酒は呑むもの。呑まれてしまったそのときに、見てはいけない何かを見てしまうかも知れません。
今作のパーティーはSIDコンビと鬼灯寮トリオのグループ内力学の対比とか、立場の違いなんかがよく出てきて楽しかったです。
今色々メモを見返してるんですが、シナリオタイトルの「血切(=契)」や「酒」からそれぞれのPCが自然と立ち上がってくるような趣がありますねー。これ実はなんかすごかったのでは?

スチームパンカーズ/猛禽達の宴 第二話/Progetto Arca

こんばんはー。今日はせんださん主催のスチームパンカーズキャンペーン、「猛禽達の宴」第二話、Progetto Arcaで遊んできました。持ち回りGMキャンペーンでGMを担当したよ!
今回は、東西ヨーロッパ全土を恐怖のズンドコに陥れる(かもしれない)大陰謀を阻止するために、水の都ヴェネツィアで抑圧を解放してもらってきました。
列車砲に巨大洋上プラットフォームにハリケーン。俺の大好きを詰め込んで、できるだけヴェネツィアの風景を体感もらうべく、いろいろ小道具を用意してみましたが、いまくいったかな。
エンディングで突如降ってわいた、シスターテレジアとルシェル・ウィリンガム卿への謎の手紙。次回第3話でどのように発展するのかとても楽しみです。
今日もみんな、ありがとうございました。

モノトーンミュージアム/まつろわぬもの達の標/第4話

そして日曜日は、せんださんGMのモノトーンミュージアム、キャンペーン「まつろわぬもの達の標」第4話だよ。
前回のエンディングでまたも二手に分かれたパーティーは、それぞれが厳しい戦闘をくぐり抜け、平穏の国で再合流を果たします。
4人それぞれが各自の思惑をもって訪れた平穏の国。そこで出会う明けの彼岸の首魁ニーチェとの対話を経て4人はついに進むべき道を一つにするのでした。
OPとクライマックスで爆上がりする剥離値。緊迫した戦闘と、それ以上に緊張感に溢れたニーチェとの対話。
冷静なシュトラウス、芯を曲げないアカリ、迷いながらも覚悟を決めたラカロ、確信を得たトロイン。そしてついに本線に現れる桜花の国の存在。
次回第5話がとても楽しみです。アカリの弱点って一体!?

メタリックガーディアン/宇宙、彷徨うものたち

土曜日に遊んだ、せんださんGMのメタリックガーディアン「宇宙、彷徨うものたち」のご報告。
地球と火星の重力均衡点に位置するL7コロニー。火星開発の拠点として建設されたものの、大戦後は計画の縮小や予算削減によって、現在はギリギリ維持されている宇宙の辺境コロニーである。ここに駐屯するヴォルフ共和国軍の防衛隊は、軍とは名ばかり、周辺宙域の哨戒や監視衛星の保守整備、コロニー内の治安維持(畑の手伝いや迷子のペット探し)に奔走する毎日を送っていた。
今日も今日とて、故障した監視衛星の補修に向かった防衛隊員だが、故障した衛星に残された映像と、当該宙域に残された異物には不審な点があり。
時を同じくして地球から輸送任務で派遣されてきた二人のフォーチュン隊員は、つかの間のバカンスを楽しむつもりだったのに。
こんな感じで始まった物語は、かつて戦友として戦場を駆け抜けた強者達の現在と未来を描く、正史の間の外伝的物語でありました。
PC1、ミチカ・トウゲツ(18才、女性、しゃちさん)
8年前に地球から転生してきたベテランパイロット。生き残るため、周囲の人を守るために愛機セインアコスを駆る彼女ですが、その力を振るうための代償は大きく、戦争が終わった今は、辺境のL7で半ば隠遁生活を送っています。苛烈な戦いを知るからこそ、L7のぬるーい毎日を慈しむ彼女です。
PC2、ノリコ・ボーナム(よっぴー、よっぴー、よっぴー)
高校在学中に学校の前で「ヴォルフ軍に入ろう」というビラを配っていた軍人さんに誘われて入隊した新人伍長です。配属面接で「希望はあるか?」と聞かれたので「カバリエに乗りたいです!」と答えたら、L7に配属されました。なんか毎日退屈だし、軍人ってより街のお巡りさんみたいな仕事しかないし、隊長、こんなんであたしたちいいんですか?という無邪気な17才は、初めての実戦で「戦争では人が死ぬ。自分が殺す」ことを実感します。ぬるーい平和の価値を思い知った17才です。
ああ、そうそう、機体名はNeue Theoryin(ノイエ・シオリン)、ベースカラーは黄色です。
PC3、キールクラリス(33才、妻、シノノメさん)
大戦の英雄。ミチカの元同僚。今作のキーNPCであるイゾルデとは戦友にしてライバル。前回かその前ぐらいのお話で、サイコ・ディザスターを暴走させて、ジョニーに助けられたヒロインです。ミステリアス(自称)でタバコが似合うダーリンラブな33才でした。乗機はレッドフレイム。
PC4、キール・ジョニー(29才、夫、Lainさん)
妻であるクラリスを影にひなたにサポートするイケメンさん。愛するクラリスの一大事ともなれば、たとえ銃火の飛び交う戦場であっても、レッドフレームに機体を横付けして、ハッチ解放して賦活剤を届ける愛妻家です。クラリスばかりかノリコまで、随所でお世話になった名サポーターでした。婦唱夫随、といったところでしょうかねー。前回のサイコ・ディザスター事件でなにがあったのか、わたし、気になります。乗機はブルーフレイム。
今回のシナリオは、みんなが持ってる基本ルルブの範囲で遊べるように配慮された、かつ、公式年表の大きな歴史の中でPCたちの活躍が活きる、楽しい作品でした。
せんださん、みなさん、ありがとうございました。

スチームパンカーズ/異世界からの来訪者 第2話「倫敦狂騒曲」

そして、日曜日はLainさんGMのスチームパンカーズCP「Visitors from another world」第2話、倫敦狂騒曲です。
第1話で勤め先である研究所からの脱走を余儀なくされたぼく、ジェフリー・テイラーは、その発端となったマーカスを失い、代わりに(?)エリーゼを得ます。生まれた場所も時代も異なるエリーゼを連れて倫敦の街を巡るぼくらは、次第に微妙な認識の齟齬に苛まれ、事態の異常性を認識していきます。
そして軽薄な謎の中国人と思っていた李清穆の過去に触れることになるのでした。
「これは……ダブルデッカー?」
「3階建てですけどね」
「寝ている間に分解します」
「2階席から暴漢が現れて君たちを刺していきます」
「仕事が済んだから2階に帰るわ!またくるからな!」
「ついに追い詰めたぞDr.クロウ!」
「わーっはっは、よくきたな。いでよ手下ども!」
「……忘れ物を届けにきました。重大書類の管理はきちんとしなさいよ。それじゃ!(戦略的転進)」
「-500度の冷凍光線銃が火を吹きます」
次回第3話はイングリットに焦点が当たるシリアス回の予感。来月も、-500度の冷凍光線銃が火を吹くぜ!

インセイン/サルユメ

土曜日はあやめさんGMのインセイン「サルユメ」に参加しました。
夜な夜な繰り返される凄惨な悪夢。呪いにまつわるありきたりな都市伝説。
仲良し大学生3人組が巻き込まれた怪異の現場できゃーきゃー逃げ惑ってきました。
ぼくは大学2年生の清水めぐみ。同級生の京極院夏彦くん(京極堂くんって呼ぶと怒る)、後輩のしんどうさつきちゃん(王子様を探すマシンガン)と大学の民俗学研究室に入り浸っています。そこにはもうひとり、同級の向坂茉理ちゃんがいるのですが……。
ほんの出来心だったんですよ。そう、ちょっと癇に障ったあの子が、タンスの角に小指をぶつけるとか、部屋に出しっぱなしにしたd4を踏んづけるとか、そういうの。まさかこんなことになるなんて。ごめ゛ん゛な゛ざい゛ー。
クライマックス戦闘では、さつきちゃんの卑劣なお守り攻撃2回を無事耐えきり、悪夢からの脱出を果たしました。

神話創世RPGアマデウス/電脳遊戯世界TAKAMAGAHARA

日曜日はあめ子さんGMの神話創世RPGアマデウス「電脳遊戯世界TAKAMAGAHARA」で遊びました。
台風14号の接近で外は大嵐だったみたい(見てない)けど、オンセなので快適だったよ!
さてさて今回は、世界神話大殲ルールのもとで、ヤマト神群の主神アマテラスの消失から始まる事件を、2つの世界から集ったアマデウスたちが解決に奔走してきました。
今回のPCはオンラインVRゲームの重課金勢、廃ゲーマーの遠藤初吟として、大型アプデ直後のTAKAMAGAHARAを調査してきました。
こちらの世界から一緒にTAKAMAGAHARAにログインした天川雪哉さんは、広告代理店勤務のちょっとお硬い感じのサラリーマン。消えてしまったアマテラスを探すため、仕事でしか聞いたことがないTAKAMAGAHARAにログインします。終始マジメに探索を続け無事事件解決を牽引してくれました。
一方あちらの世界からは、靭西楓さんと時宮宇宙さんが合流しました。あちらはあちらで何やら大変なご様子。TAKAMAGAHARAはゲームなどではないとおっしゃるし…。時宮さんとはクトゥルフ神群同士、ちょっと仲良くなれたかな。靭さんのストイックな武侠ぶりもかっこよかったです。
アマデウス、今回で3回目ですけど、やっと戦闘システムにも馴染んできて、キャラ作成で何をしたらどうなるか、想像できるようになってきたかなと思います。楽しかったー。あめ子さん、みなさんありがとうございました。
02巻、手に入らないかなー。